行灯の選び方とは?
こんにちは、灯り作家の「わひろ」です。
行灯って種類は多いのに
コレ!って灯りがなかなか見つからない。
こんなことありませんか?
形は好みだけど、
・大きすぎたり…
・柄が理想でなかったり
見た目はいいんだけど
・コード付きで置きたい所に置けない。
・人感センサーのが無い…
そんな「どこか残念な気持ち」を
迷いながら保留にしてしまいます。
僕自身もそうでした。
だからこそ灯り作家として、
「理想の灯り」を見つけたいと考え
灯りづくりを試行錯誤してきました。
こちらの記事では、
2000個以上の行灯を制作してきた経験から
行灯選びを4つの視点で解説します。

実は灯りを構成する4つにはそれぞれ
あることに直結していたのです。
・形状 =好み+ともりが決まります
・照明 =場面に合わせた使いやすさ
・大きさ =置ける場所が決まります
・デザイン=好み+愛着が増します
こちらの記事を読むことで
「理想」が分かり、
あなたに合った行灯を知ることができます。
参考に理想の灯りを見つけてください。
3つのシーンから行灯を選ぶ
灯り探しは、大きく3つの方向
見た目の好みから探す ▶︎「形状」「デザイン」
自分の生活場面から探す▶︎「照明」
置きたい場所から探す ▶︎「大きさ」
1️⃣見た目で選ぶときは…

灯りの「形状」から選んでいく方法
どんな形が好きですか?
灯りの「デザイン」から選んでいく方法
どんなデザインが好みですか?
2️⃣場面で選ぶときは…

こんな場面ありませんか?
・昼間も暗い玄関
・夜中のトイレで電気が眩しい
・寝室で電気の紐探し
▶︎25cm人感明暗センサーがおすすめ
・寝室でスマホや読書する
・リビングや和室を和空間にしたい
・旅館、古民家で和灯りでおもてなし
▶︎36cm電球コードがおすすめです。
「照明」から「形状」を選び
場所に合わせた「大きさ」を選びます。
↓↓ 販売サイトのカテゴリーから ↓↓
「照明」に分けて探すことができます。
3️⃣場所から選ぶときは…

どのように、どこに置きたいですか?
床に置く場合 高さ36cm以上
食卓 高さ30cm以内
棚上 高さ5cm〜50cm以内
カウンター 高さ5cm〜36cm以内
壁に掛けたい
▶︎通路の邪魔にならない奥行の灯りを。
▶︎歩いていて当たらない大きさの灯りを。
天井に吊るしたい
▶︎頭にぶつからない高さの灯りを。
▶︎視界を遮らない大きさの灯りを。
↓↓ 販売サイトのカテゴリーから ↓↓
「大きさ」に分けて探すことができます。
見た目の「形状」から選ぶ

見た目の「形状」とは
灯りの箱の形(和紙と木材)の
構造のことをいいます。
灯りの形と障子(ともる)部分が決まります
画像の中で好みの「形状」はありますか?
高さ25cmは人感センサーですが、
高さ36cmになると色々な照明を選べます。
灯りの「形状」を構成する3つのこと
①木材と和紙のバランス

桧と障子のバランスや場所が変わると
こんなにも印象が変わります。
この障子と桧のバランスから
好みを見つけても良いと思います。
②灯りの天井部分

・吹抜けは▶︎天井に光を放ちます
・障子張は▶︎天板が綺麗に映し出されます
・取手紙は▶︎持ち運びやすく天井が透けます
・天板台は▶︎上に時計など置けます
・取手板は▶︎持ち運びやすいです
灯りは天井の状態でも特徴がでます。
③照明の取り出し方

照明をそのまま出し入れするか、
扉を開閉させ照明を出し入れするか
充電や電池交換のときは
大体どちらかの方法になります。
開閉扉が「かわいい」と声もあります
選ぶ際の材料に少しでもなると嬉しいです
場面に合わせて「照明」を選ぶ

照明とは炎やLED、電気など光を放つ器具
さまざまな光源がありますね。
実は、光源の機能によって
場面での利便性が決まります。
日常の生活のなかで置きたい場面から
照明を選び、灯りを決めていくのも
合理的で灯り選びでは間違いにくいです。
こんな場面はありませんか?
場面ごとにおすすめの照明があります
コンセント式の電球コードライト
▶︎寝室で寝る前のスマホや読書
▶︎旅館やリビングなどの雰囲気づくり
▶︎お客さんのおもてなし/お迎え灯に
乾電池式の人感明暗センサーライト
▶︎昼間も暗い玄関で「ぽっ」と自動点灯
▶︎夜中の廊下で、目覚めしない明るさ
▶︎寝室で電気を消した後の探し物。
太陽光充電の明暗センサーライト
▶︎たくさんの太陽光がはいる窓際がある
▶︎充電、点灯、消灯の全自動で手軽。
▶︎窓付きのカウンターで空間づくり
電気の供給のしかたも大事

植物に水やりが必要なように
灯りにも電気の(充電)が必要です
長く使うなかで、点灯の維持のしかたも
好みが出るかもしれません。
コンセント式
▶︎電源を差込手動で切り替え使います
(電球交換が必要になります)
乾電池式
▶︎電池を購入し照明にいれて使います
(消耗したら電池の購入が必要です)
充電式(充電式の乾電池を含む)
▶︎携帯電話と同じUSBを使い充電します。
(定期的な充電が必要です)
太陽光充電式
▶︎太陽光にパネルをあてて充電し使います
(天気に左右されますが全自動です)
電気の供給ができなければ
灯りは点灯しなくなりますが
枯れることはありません。
これから長く使うなかで、
これなら灯りに電気をやれる!
供給方法を参考にしても良いですね。
↓↓ サイトからカテゴリー分けで ↓↓
「照明」から種類を分けて探すことができます。
置く場所で「大きさ」を決める


灯りの「大きさ」とは
灯りの高さ+横幅+奥行=灯り全体の大きさ
置きたい部屋や「場所」に合わせて
灯りを選ぶこともあります。
玄関の
棚上であれば高さ25〜36cm
床に置く場合は高さ36〜50cm
廊下の窓
ニッチェカウンターは奥行10cm
寝室の
棚や台の上では25〜36cm
床に置く場合は36cm
置きたい場所の広さと
高さ/横幅/奥行を合わせます。
3種類の置き方から選ぶ

①何かの上に置きたい
②壁に掛けたい
③天井に吊るしたい
どんな風にどこに設置したいか。
場所に合わせて置くスペースがあるか?
設置しても問題ないか?で
置き方から大きさを決める方法もあります。
大きさを選ぶときの注意点

・ニッチェカウンターで幅が合わず
灯りがとび出ている…
奥行10cmほどの灯りがおすすめ
・廊下に大きめの灯りを置いて
通路がせまくなってしまう…
廊下の広さによりますが壁に掛けたり
窓があればカウンターに置くがおすすめ
・玄関前の床に小さめの灯り。
邪魔にならなければ良いですが
邪魔になる場合は棚上や壁がおすすめ
・壁に掛けるときは…
設置しても照明が正常に機能するか。
通路がせまくならないか?注意です。
・天井に吊るすときは…
重さで取れてしまわないか?
頭にあたらないか?
灯りの大きさを想定すると
置く場所がより見えてきます。
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「大きさ」と置き方で探すことができます。
最後に想いを「デザイン」する

「デザイン」とは
灯りの障子部分に施す装飾のことで
主に和紙や木材があります。
・好きな柄や絵、色がある
・季節感(春=桜)(秋=紅葉)を取り入れたい
装飾する和紙の柄や、木材の配列には
歴史があり想い出が込められています。

木材を装飾した
純和風なデザインこちら

素材の歴史/物語
江戸ブログこちら
行灯選びのまとめ
いかがだったでしょうか。
行灯を構成している物を4つに分けて
それぞれ選ぶときのポイントと
構造からの選び方を解説していました。
行灯は「形状」「照明」「大きさ」を決めて
最後に「デザイン」を決めていくことで
理想の灯りに近づくのではないでしょうか。
当店では全てのご用意がありませんが
今後少しずつ提案できたらと思います。
今回、灯り作家のー視点で
理想の行灯を考察してみました。
こちらの記事を参考に
あなたにとっての理想の和空間をつくる
お手伝いができればと思います。